バッテリー直結配線工事

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バッテリー直結配線工事をします。

当初のきっかけは、購入時からこの車に装着されていた「スピーカーで音楽を聴きたい」だったのですが、
諸々の事情で工事は見送っていました。

そしてやってきた2016年夏、シガーライターが接触不良で扇風機が不動という瀕死の状況に。
我慢の限界に達した末の結論が、「冷蔵庫の冷気をブロワーで循環したら、多少は涼しかろう」というものでした。
しかし、シガーライターが不動ゆえ、扇風機はヒューズボックスから虫クリップで電源を取っていましたが、同時にブロワーを作動させるだけの電流を許容できる
電源の取り口であるはずはなく、15Aのヒューズは見事に溶断しました。

これにより、バッテリー直結配線工事の実行を決意しました。


用意するものは、

  • 5.5sqのKIVケーブル*4m
  • R5.5-6の圧着端子*適量
  • 100均のスパイラルチューブ
  • 100均ロックタイ
  • ハーネステープとかマスキングテープとか適宜


まずは、ケーブルを通す位置の検討です。


今回は写真左下、バッテリーとクランクプーリーの間の隙間に通すことにします。

クランクプーリーという回転物の横を通る以上、ケーブルをそのまま通す訳にはいきません。
100円均一のスパイラルチューブを使用し被覆を保護します。本来は1重では不足なのですが、今回は省略します。

スパイラルチューブを巻き、実際に通した画像がこちら。



ドライブシャフトへの干渉を考慮し、今回はロアアームの下をくぐるようにして固定します。




ロアアームから室内まではまだ少し距離があります。宙ぶらりんにしておくのは少し勇気がいります。
とうとう穴をあけるしかないか…。と悩んでいたところ、

お?
都合よくこんなところに穴が。
純正で開いているのか、過去のオーナーが開けたのかは不明。
この穴に固定し、室内に通します。




さて、室内へ通す検討ですが、以前雨漏りでカーペットを剥がした時に見つけた水抜き穴を利用します。
なに、水が室内へ侵入してきた時どうするのかって?大丈夫。そんな大雨の日は乗らないのです<( ̄^ ̄)>
ちなみにうちの近所一帯は高台なので浸水もめったにありません。




あとはお好みでカーペット下、シートレール等をくぐらせて配線をヒドゥン化させれば完成。(画像無し)
今回はヒューズを省略しましたが、絶対にヒューズは省略しないこと!
この後、GNDに接続している虫クリップと短絡して虫クリップから発煙しました。
30A19Rの24Ahでも十二分に車を全焼させる能力があります。冗談抜きで。お気を付けを。