クーラー設置を検討する
<2019/07/06追記>
以下に記載しているスリーピングウェルキューブですが、このページ作成後、実際に購入し使用してみましたが、どうも冷えない…。
冷房モードで本体の設定温度を最低の17℃設定にして、比較的環境の良い木造家屋で稼働させても吹き出し口から17℃前後、
熱がこもるL38で稼働させて18〜19℃前後の風が吹きます。販売元に返送し調査してもらいましたが、販売元曰く「正常」らしいです。
取り急ぎご報告。誰も見てないだろうけど。
21万円もする"超高額商品"ですから、「気になってる」とか「欲しい」って思ってるヒトは、考え直した方がいいと思いますよ。<2020/05/26追記> やっと、この件が"その後どうなったのか"を書きました。書いてて嫌になりましたよ、本当に。でも2人目の被害者を出さないために頑張って書きました。
→・DCエアコン・スリーピングウェルキューブその後(2020/05/25)
エアコンがない車の大敵、「夏」がやってまいりました。
この車も購入からもうすぐ4回目の夏がやって来ようとしています。
今まで夏になるたびに快適性の向上のため、涙ぐましい努力をしてきましたが、
今年は、去年までの夏とは大きく方向性を変えたい、と思っています。
単刀直入に言えば、クーラーを設置します。
クーラーといっても、12Vで稼働するクーラーはほとんど世に出回っておりません。
必死に考えた結果、
1.超大容量のディープサイクルバッテリーと正弦波インバータでAC100Vを得て、コロナの冷房機能付き除湿器の「どこでもクーラー」を使用する。
2.高額なキャンピング用クーラーに手を出す。
の2案で検討を進めていく方向にしました。
1.はACデルコM31MFやオプティマイエローのYTS-5.0Lに 3万円くらいの妖しい正弦波インバータの組み合わせで「どこでもクーラー」を稼働させようという計画です。
画像はコロナWebサイトより引用
どこでもクーラーは暖房器具メーカーのコロナより発売されている除湿器で、冷房機能は室温27℃時に-11℃下げられる、というシロモノです。
しかし、コンデンサの排熱部分に布製の排熱ダクト(しかも標準装備w)が取り付けられる構造がどうもただのスポットクーラーとは思えない…。
ただし、どこでもクーラーはそれなりにコンパクトとはいえ高さが60cmもあり、大抵のコンプレッサー機器は水平設置が基本なので、
リアシート座面からの室内高が80cm程度のL38では、設置でかなり難が出るのではないかという懸念が発生。
助手席は手荷物を放り投げるスペースなので、助手席には置きたくないのです(笑)。
また、冷風の吹き出し口が本体上部にある商品のため、実際に車内で稼働させると、冷風がきちんと体に当たる(身体に悪いケド)のかな?とも思ったり。
2.は昨年夏から気になっていた、12V電源で稼働するスポットクーラー、「Zero Breeze(ゼロブリーズ)」。本来はこいつを買おうかなぁ、とか思っていたんですが、
冷却能力が0.3kWで、車内の狭い空間でも、灼熱状態から満足に冷却するには、3時間程度の時間を要すること、そして、有識者に意見を伺ったところ、
「ダクトが1本しかないけど、コンデンサに当てる風はどこから持ってくるの?このダクトは排出用じゃない?
だとすると冷却用の風は車内の空気をテキトーに当ててる構造だろうから、気圧減で外気が車内に入ってきて、冷却効率はかなり低くなるよ(要旨)」という見解が。
この代替案として、「これなら、ちゃんとダクトが2本あるからマトモ」と教えていただいたのが、イタリア製のDCパーキングエアコン 「スリーピングウェル キューブ」です。
画像は輸入販売元Webサイトより引用
こいつは冷却能力が0.9kWと自動車に標準装備なエアコンの冷却能力からすれば1/2〜1/3程度の冷却能力ですが、L38に積むので無問題。
サイズはおよそ40cm四方とそれなりにコンパクト(だだし重量は20s)なので、かつて12Vのポータブル冷蔵庫をL38で運用していた経験からも問題なし。
1番のデメリットがコスト面で、前者が後者を圧倒しています。
前者はM31MFが1万3000円、正弦波インバータが3万円、「どこでもクーラー」が実売4万円なので、多く見積もっても10万円あればクーラーが設置できます。
後者はスリーピングウェル キューブ本体が21万円、L38のオルタはおそらく20A程度の発電量しかないため、
別途バッテリーとしてM31MFを買うと23万円になってしまいます。
また、最大消費電力が950Wとかなり食うので、M31MFを並列で200Ahにしたとしても、2.5時間しか使えないのが2番目のデメリット…でしょうか。
輸入販売元に問い合わせたところ、電源投入時の消費電力が950W、巡航時でその約半分とのことでした。
具体的には、稼働時間がM31MF(のような鉛ディープサイクル115Ah 20hr)1個で2.5時間、台湾バッテリーメーカーSEGL製Li-Feバッテリー100Ahで4時間とのこと。
Li-Feバッテリー100Ahは本体が17万円、充電器が4万円とのことでした。た、高い…。ただし、調べると重量は10sもないそうな。本当かな?
キャンピングカー自体がお金のかかる趣味だけに、キャンピングカー用品は高い…。
それでも、「スリーピングウェル キューブ」に傾いてしまっている私がいます(笑)。
まだ、検討段階ですが、それでも今年の夏はドライブが快適で楽しくなることを夢見て、金策に走ろうと思います。